アテローム

アテローム硬化とは太い動脈の中にコレステロールの沈着が起こる事で粥状のかたまりが出来てしまい最悪の場合血管が塞がってしまう動脈硬化の事です。

動脈硬化の中でも代表的なのがアテローム硬化であると言われています。

ですから動脈硬化といえばアテローム硬化をさしているケースが多々あります。

 

アテローム硬化性心疾患は、加齢が原因になる事があります。

しかし長い期間体重の重い状態でいると動脈硬化を引き起こす事となります。

まず初期症状としては息切れがする、胸が痛むなどがあげられます。

 

体重の重い状態とは肥満の事ですが、最近肥満が日本でも増加傾向にあります。

日本人男性で21％、女性は17％もの人が肥満なのです。

 

肥満の増加というのは食生活がかなり影響しています。

というのも近年、日本人の食生活は欧米化が進んでいるのです。

食生活の欧米化にファーストフード、ステーキ、肉料理等が挙げられます。

ファーストフードは手軽で安いので人気のある食品ですが身体の事を考えると多く摂取するのは考え物です。

 

日本は昔、飢餓が多かったので少量の食物で生存していく事が出来るようになっています。

という事は、太りやすいという側面があるという訳です。

太りやすい遺伝子に「倹約遺伝子」というものがあるのですがこれは動脈硬化を引き起こしやすい遺伝子です。

 

それに近年の日本人は運動をしなくなりました。

この点も肥満の原因となっています。

食生活に気を付ける、適度な運動を心がける事が肥満を避けるために重要なポイントとなるのです。