アテロームは自然治癒する腫瘍
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アテロームは自然治癒する腫瘍ではありません。
しかし、見た目がおできやニキビとさほど変わらないので自然治癒すると勘違いして放置してしまうケースも多々あるようです。
ニキビやおできとアテロームの違いはしこりがあるかどうかという事と匂いがするかどうかという事です。
ただし、匂いといっても小さなアテロームの場合は気が付きませんしよほど近づかなければ他人から臭いと思われる事もまずありません。
アテロームは基本的に悪性ではありませんので放置をしたからといって病気になってしまう心配はありませんがサイズが大きくなることと、バイキンの侵入には気をつけてください。
バイキンが侵入すると炎症を起こしてしまいますし痛みもあります。
アテロームの治療方法は「手術による摘出」しかありません。
塗り薬を塗っても意味がありませんしもちろん飲み薬で治るなんて事もないのです。
ニキビやおできとの1番の違いはここにあります。
では、アテロームが出来たらどこに受診するのかという点ですが、答えは形成外科か皮膚科にて受診をする事となります。
どちらかというと現時点ではアテロームであると確定した訳ではないので皮膚科に行くと良いでしょう。
手術内容としては皮膚を切開する事で腫瘍の摘出を行います。
このように腫瘍はニキビやおできと違い全てを摘出しなければいけないので塗り薬でも飲み薬でも効果がないという訳ですね。
手術というとなんだか心配、怖いという方もいらっしゃるかもしれませんが比較的に簡単な手術ですのでこの部分は安心して大丈夫だと思います。
入院はありませんし、手術時間もたったの30分程度です。
ただしこちらは目安となりアテロームの大きさでも変わる事がありますので早めに皮膚科を受診すると良いでしょう。
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