アテローム

アテローム血栓症とは脳卒中や心筋梗塞、末梢の動脈の病気の主な原因となります。

アテローム血栓症の原因は「糖尿病、高脂血症」などといった生活習慣病です。

脳卒中や脳梗塞の原因は主にアテローム血栓症となり、現在がんと同じように注目されています。

アテロームが出来やすいのは比較的太い動脈となり、大動脈や中大脳動脈であると言われています。

 

アテローム血栓症の中でも1番多いのが脳血管障害で冠動脈疾患の発症に関しては欧米人より少ない傾向にあります。

しかし最近では日本人の食生活が欧米化して冠動脈疾患が若年層に増加傾向にあるのです。

 

死亡原因についての統計を02年に世界保健機関にて行ったところ、死亡原因のトップがアテローム血栓症でした。

がんや感染症を上回っており、がんが12,5％、感染症が14,2％なのに対しアテローム血栓症は24,6％と圧倒的な数字だったのです。

 

日本の食生活の欧米化によって冠動脈疾患が増えているのですからアテローム血栓性梗塞を避けるためには食事を改善しなければいけないと言われています。

有効な食品は納豆、玉ねぎ、海藻です。

これらを多く摂取するようにして脂っこい食事を避けるようにしましょう。

それから、ファーストフードは身体に良くないという事を知っていてもおいしいし手軽という理由でどうしても食べてしまうのではないでしょうか。

しかし毎日、何を食べるかというのは人間にとってとても大切な事なので、常に食事についてはきちんと考えなければいけません。