アテロームは破裂する
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肥大化する速度が比較的ゆっくりで、一般的に痛みもないアテロームの場合、何とかしようと思った時には相当大きく肥大化している場合が殆どです。しかしその肥大化に伴って同じように皮膚も成長するわけでなく、肥大化する分皮膚の負担は大きくなります。アテロームに関する知識がなく、あるいは無痛で癌でないからと軽視したり、目立たない部位だからと気にも留めずにいたり、背中や膝等のように普段圧迫することが多い部位などの場合、肥大化が限界に達っすると破裂してしまう可能性を高めます。そうますと袋の中身の老廃物の悪臭に辟易するばかりでなく、完全に除去されないことから再発を繰り返し、細菌が入り込むことにより痛みを発するようになります。こうした習慣化したアテロームはやがては皮膚癌化するといった最悪のケースを招くことも空想の話ではありません。従いましてアテロームが破裂することは予防しなければなりません。インターネットや医学書などでアテロームのことを調べて分かったつもりになっていても、得てして私たちは自分に都合のいいように解釈しがちなところがあります。それにすべてのケースを網羅すること等土台無理な話です。ごく一般的な症例について言及しているに過ぎません。ですから早めの通院、これが何よりも重要になります。吸引処置では済まないほど肥大化してしまうと外科手術になるわけですが、再発を防ぐために患部のみでなく周囲の組織(神経)も切断しますので、当分の間痺れやその周囲の無感覚な状態が続くことになります。これは余り気持ちのいいものではありませんしね。
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