アテローム

アテロームによって引き起こされる病気には、狭心症があります。

狭心症とは、心筋の酸素需要に対して供給が減少している場合に生じるものです。

発作は、安静時には数分以内に消失するものです。しかし、発作が３０分以上持続する場合は、心筋梗塞あるいは他の疾患が考えられます。また、頻繁に起きるという状態の時には、心筋梗塞になりかかっていると考えられます。

この「狭心症」の原因は動脈の壁に固くなったり、内側が狭くなったり詰まったりする場合動脈硬化が原因です。その動脈硬化は、動脈の内側にアテロームが発生する為起きる場合があります。

 

狭心症は、針灸治療を受けることが薦められます。

針治療をすることにより、血液循環改善するため全身治療を行い、心機能強化とした経絡治療と、疼痛発作による筋緊張を和らげる治療も行います。

間違ってはいけないのは、これは狭心症の治療であり、アテローム自身をなくすものではありません。

アテロームは嚢腫という袋に老廃物が溜まって膨らみ、おできとして表面化するものです。

アテロームは、摘出することで悪化を防ぎ、治療となります。

袋が体の中に残っていれば高確率で再発します。

病院では局部麻酔をし、患部を切開してアテロームを取り出します。

アテロームは良性腫瘍ですが、あることで様々な症状を引き起こします。

アテロームが出来てしまった時には、なるべく早く摘出することをお勧めします。